保険薬局の妥結率とは?

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保険薬局の妥結率とは?

保険薬局や病院などの医療用薬品業界には、未妥結仮納入という業界独自の取引習慣が存在します。 通常、小売店が卸売業者から商品を納入する場合、ある価格で仕入れた商品に儲けを上乗せして販売するものです。 仮に文房具屋だとすると、80円で仕入れたボールペンを100円で販売すれば20円の儲けになります。 しかし医療用薬品業界は特殊で、価格未決定のまま医薬品の仕入れを行うのです。 そしてその後、医薬品卸売会社と医療機関が価格交渉を始めるというシステムになっています。 値段をそもそも決めないまま仕入れを行い、そのあと話し合いで価格を設定するなんて普通では考えられません。

では、何故こんなシステムになってしまったのでしょうか。 これは医薬品が生命関連商品であるために、仕入を行う際に停滞が許されないという事情から生まれた業界慣行なのです。 つまり、医療用医薬品というのは命にかかわる商品であるため、緊急時に在庫がないということは絶対に避けなければならないということなのです。

このときに、医薬品卸売会社と医療機関の間での医薬品取引価格がどれほど定まっているかを示す数字のことを、妥結率と言います。 妥結率は、価格交渉がまとまった妥結済みの販売高÷総販売高×100で計算することが出来ます。 すべての保険薬局や病院などの医療機関は、毎年10月にこの妥結率の実績を地方厚生局へ報告する必要があるのです。 仮に地方厚生局に報告を怠った場合は、妥結率の低い保険薬局や医療機関と判断されて、薬局経営上に不利になる恐れがありますので、毎年必ず報告するようにしなければなりません。

では、妥結率を毎年報告することにはどんな理由があるのでしょうか。 これは薬品の価格が実態の価格にどれだけ近いかどうかを、リサーチしているのです。 先にも述べたように、医薬品の価格は医薬品卸売会社から仕入れたあとで設定されますので、次期薬価改定において薬価を実勢価格に近づけておく必要があるのです。 妥結率が低いと正確な実勢価格を判断することが出来ないため、薬価改定に関する行政が滞り、妥結率が低い保険薬局や病院にはペナルティが課せられることになります。 我々の健康に欠かせない大切な医薬品を取り扱う保険薬局といえども、やはりその他の業界と同じように経営体質が健全であることが求められます。 保険薬局の経営者はそういう点にも常日頃から、十分気を配っておかなければいけないのです。

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